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〖歯科矯正をわかりやすく説明〗マウスピース矯正の詳しい仕組みとは?|白金しらゆり歯科

マウスピース矯正の詳しい仕組みとは?説明します!

◆歯科矯正で歯が動く仕組み

歯科矯正で歯を動かすためには、歯の根元にある歯根と骨の間にある「歯根膜」と呼ばれる組織の働きが重要です。

具体的には、歯根膜の以下のような働きによって歯が動きます。

 

①矯正装置によって歯に力を加える

②力がかかって引っ張られた歯根に反応し、歯根膜が伸び縮みする

③歯根膜は一定の厚みを維持するため、伸びた方の歯根膜はその分の厚みを増し、縮んだ方の歯根膜は厚みが少なくなる

④厚みを増した部分に骨を作り出し、厚みのなくなった方はそれを補おうと骨を溶かし始める

 

このように、歯根膜の伸び縮みや元に戻ろうとする働きによって、歯が少しずつ動いていくのです。

 

◆マウスピース矯正で歯が動く仕組み

マウスピース矯正では、マウスピース型の装置を使って歯を全体的に覆いながら少しずつ歯を移動させていきます。

 

◇マウスピース矯正は、元の歯と矯正装置とのズレによって歯が動く

マウスピース矯正では、理想とする歯並びに合わせてマウスピースを何個も作製します。

装着するマウスピースは、実際の歯並びとの間に少しだけ「ズレ」ができるように作られています。

この少しのズレによって歯を動かしていくのです。

 

◇マウスピースを交換しながら歯並びを整えていく

1枚のマウスピースで動かせる距離は、約0.25mm〜0.35mmほどです。

マウスピースを取り替える頻度は大体1〜2週間ほどで、少しずつ歯を動かしていきます。

 

ほんの少しのズレによって歯を動かすため、他の矯正治療に比べると痛みや違和感が少ないといわれています。

 

◆アタッチメントを使って歯並びを微調整することも

マウスピース矯正では、アタッチメントと呼ばれる補助装置を使って歯並びを微調整することもあります。

 

「アタッチメント」とは、歯と同じように白や黄色っぽい色をした樹脂製の突起物のことです。

歯の表面にアタッチメンを付けることによって、マウスピースと歯の密着性を高めてくれます。

また、歯の方向や角度の微調整など、正しい向きへと導くための重要な役割を果たしています。

 

矯正治療が終わると、アタッチメントの役割も終了です。

歯に残った樹脂もきれいに取り除きますので、跡が残る心配もありません。

 

◆白金高輪周辺で歯科矯正をお考えなら白金しらゆり歯科へ

マウスピース矯正の仕組みについて詳しくご紹介しました。

歯科矯正の中でも、マウスピース矯正は特にゆっくりと歯を動かしていくため、痛みが少ないといわれています。

「矯正は痛そう」とネガティブなイメージを持っている方は、マウスピースを検討してみてはいかがでしょうか。

白金高輪周辺で歯科矯正をお考えでしたら、白金しらゆり歯科へご相談ください。