インビザライン

マウスピース矯正とインビザラインの違いについて解説します。

◆一般的なマウスピース矯正の特徴とは?

一般的なマウスピース矯正とは、マウスピース型の装置を使って歯を正しい位置に動かす矯正治療です。

マウスピースは透明なものを使用するため、金属を装着するワイヤー矯正とは違って目立ちにくく、周りに気づかれにくいことが大きな特徴でしょう。

また、食事や歯磨きの際には自分で簡単に取り外しできるため、お口の清潔を保てるといった点もメリットです。

◆インビザラインの特徴とは?

インビザラインは、アメリカのアライン・テクノロジー社が提供するマウスピース型矯正です。

マウスピースを使って歯を動かすため、一般的なマウスピース治療と変わらないように思うかもしれませんが、インビザラインならではの特徴があります。

それは、より幅広い症例に対応できるということです。

インビザラインは、日本はもちろん世界各国で数多くの患者さんが治療を行っており、その実績は2022年9月時点で1400万を超えています。

豊富な治療実績によって予測実現性の高い精密なマウスピースを作成し、一般的なマウスピース矯正では難しかった症例や細かい設計にも対応できるのです。

◆マウスピース作成方法の違い

どちらも透明なマウスピースを使用して矯正しますが、作成方法には違いがあります。

【一般的なマウスピース矯正装置の作成方法】

一般的なマウスピース矯正装置は、シリコンで取った患者さんの歯型をもとに、歯科技工士が作成します。

矯正中は少しずつ歯が動いていくため、歯並びが変化するたびに歯型を取り、新しいマウスピースを作る必要があります。

メリットとしては、歯の動きに合わせてマウスピースが作れることです。

予定と少し違う動きをしたとしても、そのつど柔軟に対応することができます。

一方で、何度も歯型取りに通う必要があるため、忙しい人にはあまり向いていないかもしれません。

歯科医師や歯科技工士の技術に左右されるというデメリットもあります。

【インビザライン矯正装置の作成方法】

インビザライン矯正装置を作成するのは、提供元であるアライン・テクノロジー社です。

・3D光学撮影で歯型を取り、そのデータをもとに3Dモデルを作成。

・歯科医師がその3Dモデルを使い治療計画を立てる。

・治療計画はアライン・テクノロジー社に送られ、治療完了までに必要な矯正装置がすべて作成される。

上記のような流れで矯正装置が作成されます。

一般的なマウスピース矯正との大きな違いは、歯型取りが最初の1回のみで完了することです。

最初の歯型をもとにすべてのマウスピース装置を作成できるため、通院の負担が軽く済むのです。

◆費用の違い

【一般的なマウスピース矯正の費用】

・部分矯正 10万~

・全体矯正 40万円〜

【インビザライン矯正の費用】

・部分矯正 40~50万円

・全体矯正 80~110万円

どちらも歯科医院によって価格設定が異なるため、あくまでも目安となります。

見比べると、インビザラインの方が高く感じるかもしれません。

ですが、症例の重さや治したい範囲によって費用は大きく異なります。

理想の歯並びを短期間で手に入れたい場合は、インビザラインの方が費用を抑えられる可能性もあるため、まずは歯科医院に相談してみるのがおすすめです。

◆白金でマウスピース矯正をお考えなら白金高輪デンタルクリニックへ

マウスピース矯正とインビザラインの違いについて詳しく解説しました。

どちらも透明なマウスピースを使う、という点では同じですが、作成方法や費用に大きな違いがあります。

どんな歯並びにしたいのか、治療にかけられる費用や労力などは人それぞれ違うため、自分に合った矯正方法を選ぶようにしましょう。

白金でマウスピース矯正をお考えなら白金高輪デンタルクリニックへご相談ください。

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