インビザライン

インビザラインの失敗例とは?

インビザラインの失敗例とは?説明します。

◆インビザラインのよくある失敗例

インビザラインでよくある失敗例は次のようなものです。

①噛み合わせのバランスが崩れてしまった

インビザラインを行うと、元々の噛み合わせのバランスが崩れてしまうことがあります。
これは、マウスピースの厚みの分だけ奥歯に圧力がかかってしまうためです。
インビザラインではマウスピースを1日20時間以上装着する必要があるため、奥歯に長時間圧力がかかってしまい沈み込んでしまい、噛み合わせに影響が出てしまうのです。

②顎関節症になった

噛み合わせのバランスが崩れてしまうと、顎にこれまで以上の負担がかかるようになります。
そのままの状態を続けていると、顎関節症になってしまう可能性があります。

③歯茎が下がった

矯正治療では、歯をひっぱって移動させます。
弱い力をかけ続けることで徐々に動かしていきますが、力が強すぎたり、マウスピースの使い方が適切でなかったりした場合には、歯茎が下がって歯が長く見えてしまうことがあります。

◆インビザラインで失敗する6つの原因

インビザラインで失敗してしまう原因には、以下の6つがあります。

◇虫歯・歯周病を患っている

虫歯や歯周病を患っている状態でインビザラインを始めてしまうと、歯が変形してしまいマウスピースとズレが生じてしまいます。
この状態で治療を続けても、効果は得られません。
インビザラインを始める前には、虫歯や歯周病がないかをよく診てもらいましょう。
また、矯正治療中に虫歯や歯周病になってしまうこともあります。
インビザラインはマウスピースを外して歯のお手入れができるため、日頃からしっかりとケアすることを心がけましょう。

◇口腔内が清潔に保たれていない

唾液は、虫歯や歯周病を予防するといった様々な働きを持っています。
マウスピースをしていると唾液が隅々まで行き渡らないため、インビザラインの治療中はお口のトラブルが起きやすくなっている状態です。
歯磨きをはじめとしたお口のケアを徹底的に行い、口腔内を清潔に保つようにしましょう。

◇症例に対してインビザライン治療が適していない

  • 顎が前後左右にずれている
  • 重度の不正咬合
  • 抜歯が必要である
  • 骨格的な問題がある

上記のような症例には、インビザライン治療が適していません。

歯科医師とよく相談した上で、最適な治療法を選択しましょう。

◇装着時間が足りていない

インビザラインではマウスピースを用いて矯正を行います。
歯を動かすために必要なマウスピースの装着時間は1日20時間以上で、歯磨きと食事以外はずっと装着していることになります。
1日20時間に満たなかった場合、思うような効果が得られません。

◇マウスピースの交換時期を守らない

インビザライン治療では、現在の歯並びとマウスピースの「ズレ」によって歯を動かしていきます。
治療中は日々歯並びが変化している状態ですので、それに合わせたマウスピースを装着する必要があります。
医師から指示された交換時期をきちんと守り、インビザラインの失敗を防ぎましょう。

◆インビザラインの成功の秘訣は?

インビザラインを成功させるためには、以下のような点を意識しましょう。

◇決められた装着時間を守る

歯を動かすには、長時間力をかけ続ける必要があります。
そのため、インビザラインの装着時間は、1日20時間以上と決められています。
順調に歯並びを整えるために、決められた装着時間を守るようにしましょう。

◇チューイもしっかりと使用する

「チューイ」とは、マウスピースと歯をより密着させるための装置です。
チューイをしっかりと噛むと歯茎の血行がよくなり、マウスピースとの密着性を高めてくれます。

◆白金で矯正歯科お考えなら白金高輪デンタルクリニックへ

インビザラインの失敗例や原因などについて詳しくご紹介しました。
矯正治療は歯科治療の中でも時間とお金がかかる治療です。
これまでの治療を無駄にしないためにも、決められた装着時間や治療のルールを守り、インビザラインの失敗を防ぎましょう。
白金で矯正歯科お考えなら白金高輪デンタルクリニックへご相談ください。

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