◆歯並び別のマウスピース矯正の期間の目安
マウスピース矯正の期間は、歯並びの状態によって異なります。
ここでは、歯並び別のマウスピース矯正期間を見ていきましょう。
まずは、すきっ歯です。
すきっ歯の平均的な矯正期間は、半年から1年と言われています。
症状によっては3ヵ月できれいになることもあります。
次は、出っ歯です。
出っ歯は7ヵ月から2年と、症例によって幅があるのが特徴です。
早い人だと3ヵ月で矯正できた症例もあります。
最後は、八重歯です。
八重歯の場合は、3ヵ月から2年程度が目安となります。
歯並び別の矯正期間を紹介しましたが、それプラス抜歯をするのか、全体矯正なのか部分矯正なのかなど、さまざまな要因によって矯正期間は変わります。
◆マウスピース矯正にかかる期間は2種類ある
矯正ときくと、歯並びをきれいにするために歯を動かすことだけを想像する方も多いのではないでしょうか。
ところがマウスピース矯正は、歯を動かして終わりではありません。
マウスピース矯正にかかる期間は2種類あり、動的治療にかかる期間と保定治療にかかる期間にわけられます。
動的治療とは歯並びをきれいにするための期間です。
マウスピースを装着し歯を少しずつ動かしていきます。
保定治療とは、きれいになった歯並びを維持するために安定させる期間です。
リテーナーと呼ばれる保定装置を装着して、後戻りを防ぎます。
特に動的治療後数ヵ月は後戻りしやすいため、しっかりリテーナーを装着することが大切です。
リテーナーはマウスピース同様に取り外し可能ですが、外したままにするとあっという間に戻ってしまう可能性があるため、1日20時間以上の装着をおすすめします。
◆マウスピース矯正期間が長引くNG行為
マウスピース矯正は1日20時間以上の装着が必要です。
そのため、装着時間が短いと歯が予定通りに動きません。
特に歯のねじれが強い人の場合は、しっかり装着しなければなかなか改善しないでしょう。
また、マウスピース矯正をはじめたころは痛みが出ることが多く、鎮痛剤を飲むことがあります。
2~3日程度であれば問題ありませんが、毎日飲み続けるくらい常用してしまうと、骨の代謝を抑制するため歯の移動が遅くなり矯正期間が長引きます。
さらに、マウスピースを雑に扱うと破損につながります。
マウスピースの再製作には時間がかかるため、おのずと治療期間も長くなるのです。
歯周病や虫歯でもともとの歯を治療した場合も再製作となるため、日頃のブラッシングはしっかり行いましょう。
◆白金でマウスピース矯正をお考えなら白金高輪デンタルクリニックへ
マウスピース矯正の治療期間は、歯の状態によって異なります。
白金でマウスピース矯正をお考えなら、白金高輪デンタルクリニックへご相談ください。