マウスピース矯正とは?ワイヤー矯正との違いは?説明します!
マウスピース矯正とは?
マウスピース矯正とは、「アライナー」と呼ばれるマウスピース型矯正装置を使って少しずつ歯を動かしていく治療法です。
目立ちにくく自分で取り外しができる手軽さから、最近では多くの患者さんに選ばれています。
マウスピース矯正とワイヤー矯正の違いとは?治療の流れについて比較
マウスピース矯正とワイヤー矯正の大まかな流れは、以下の通りです。
・マウスピース矯正
①カウンセリング(相談や治療費の説明など)
②精密検査(レントゲンやCTなど)・歯の型どり
③診断・治療計画(治療についての具体的な説明)
④矯正装置の作製
⑤矯正装置の装着
⑥治療開始
⑦保定(歯が戻ってしまうのを防ぐためリテーナーを装着)
ワイヤー矯正も大まかな流れは一緒ですが、マウスピース矯正との大きな違いは、矯正装置を自分で付けるかどうかです。
ワイヤー矯正では医師が患者さんの歯に装置を付けますが、マウスピース矯正ではその必要がありません。
自分でマウスピースを適切な時間装着し、歯磨きや食事の際には外すことが可能なのです。
マウスピース矯正の通院の頻度は2〜3ヶ月に1回程度で、ワイヤー矯正の3~4週間に1回の通院頻度と比べると少なく済みます。
治療期間についての比較
マウスピース矯正では、マウスピースを何度も交換して少しずつ歯を動かしていき、最終的に理想の歯並びへと整えます。
治療に使用するマウスピースの数は、患者さんの歯並びの状態によって異なります。
そのため、治療期間は個人差がとても大きいのです。
歯並びの乱れが軽度であれば数カ月で治療が完了することもありますが、重度の場合には2年以上かかることも少なくありません。
ワイヤー矯正の場合も、矯正する範囲や症状の度合いによって治療期間に差があります。
部分矯正の場合は数カ月〜1年程度、全体矯正の場合は1年〜2年半程度が目安となっています。
治療中の痛みについての比較
マウスピース矯正は、ワイヤー矯正に比べると痛みが少ないといわれています。
ワイヤー矯正では、ワイヤーを強い力で締め付けるため、装着後数日間は痛みを感じることが多いようです。
また、金属部分でお口の中を傷つけてしまうことも少なくありません。
対してマウスピース矯正では、薄くて柔らかい素材を使っているため、口の中を傷つける心配はありません。
プラスチック製のアライナーの弾力はワイヤーよりも力が弱く、歯の動くスピードが遅いことも痛みが少ない理由とされています。
見た目についての比較
マウスピース矯正で使用するアライナーは、無色透明のプラスチック製です。
そのため、装着していることが目立ちにくいというメリットがあります。
ワイヤー矯正では歯の表面に装置を付けるため、マウスピース矯正よりも目立ちやすくなってしまいます。
ですが、裏側に装置を付ける「裏側矯正」や、白でできた「審美ブラケット」という方法もありますので、目立ちにくくすることは可能です。
白金高輪周辺で矯正歯科をお考えなら【白金高輪デンタルクリニック】へ
マウスピース矯正とワイヤー矯正の違いについて詳しくご紹介しました。
それぞれ特徴は違いますが、大切なのは自分に合った矯正方法を選ぶことです。
まずは歯科医師にお口の状態を確認してもらった上で、最適な方法を選ぶようにしましょう。
矯正歯科をお考えなら、【白金高輪デンタルクリニック】へご相談ください。