「親知らず」とは、奥歯のさらに奥にある歯。食の欧米化が進んだ現代、顎が小さい人が増えているため親知らずが生えるスペースが足りないことから、横向きや斜めに生えたり一部分だけ出て歯ぐきに埋まったままだったりと、正常に生えないケースが増えています。
多くの場合強い痛みが生じるのが、親知らずの一つの特徴。
周りの健康な歯に悪影響を与えることも多いため、奥歯が痛むなどの症状がある場合には、お早めにご相談ください。
親知らずを放っておくと、次のようなさまざまな悪影響を招いてしまうことがあります。痛みを我慢すればいい、というものではありませんので、お早めにご来院いただくことをおすすめします。
すぐ手前にある歯を強い力で押しはじめます。その状態が長期にわたり続くことで、キレイだった歯並びが乱れたり噛み合わせが悪くなったりする原因の一つになります。
親知らずは奥歯のさらに奥に生えるためブラッシングがしにくく、磨き残しができやすいことから虫歯になりやすくなっています。さらに、隣り合う歯まで虫歯にしてしまう危険性もあります。
親知らずと手前の歯の間の汚れが取れずに残ってしまいやすいため、虫歯だけでなく歯周病も進行してしまいます。最悪の場合、親知らずと手前の歯、2本を抜かなければならなくなります。
親知らずの生え方に問題がある場合は炎症を起こしてしまう可能性があります。妊娠中や仕事が忙しい時など、身体的な疲労やストレスがある場合には抵抗力が落ちていたり、ホルモンバランスが崩れているため、痛みが出やすい傾向にあります。
親知らずを放置した場合におこる症状を説明させていただきましたが、必ずしも親知らずは抜歯をしなくてはいけないわけではありません。機能的に問題がなかったり、他の歯への悪影響がない場合は抜歯を無理にしなくても大丈夫です。
親知らずは抜くことになるケースが多いのですが、将来ほかの歯を失った際に活用できる可能性もあるため、できれば残したい歯でもあります。
親知らずを抜くか抜かないかは専門家の判断が必要です。もし、気になることがありましたらお気軽にご相談ください。
麻酔が切れるまで、唇や頬の内側を噛まないよう気を付けてください
抜歯後はどうしても出血がありますが、この血の塊が組織再生を促しています。できるだけうがいなどで流さないようにしてください
抜歯当日は、長時間の入浴や激しい運動、飲酒など血流を促すことは控えてください
あまり冷やし過ぎないでください
処方された薬(痛み止めと抗生物質)は指示通りお飲みください
当院ではサージテルを用いた精密治療を行っていますので、より細かい部分まで見ることが可能です。より細やかかつ高度な治療を行えますので患者様には安心して治療を受けていただくことが可能です。また、口腔外科医が在籍していますので、口腔外科に精通したスペシャリストが治療を対応します。
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